NPO法人こどもの本総選挙事務局(東京都)が主催する第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」で、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(廣嶋玲子作、偕成社)が第1位に選ばれました。「こどもの本総選挙」は、子どもたちに本との出会いや豊かな読書体験を提供することを目的に2019年から実施するイベントで、全国の小学生が「今まで読んだ中で1番好きな本」を投票します。これまでに延べ35万人以上の子どもたちが参加し、今回の投票総数は16万8405票でした。
2月11日にユーチューブの動画配信により行われたベスト10の結果発表では、「こどもプレゼンター」が投票の理由を発表しました。お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんがアンバサダーを務め、「子どもたちがこれだけ本を読んでくれていること、大好きな本を伝えようと行動する力がすごい」とコメント。「(総選挙は)いろいろな本と人をつなげていく場になっている」と話しました。
今回選ばれた本は次の通り。
▽2位 「ざんねんないきもの事典」(今泉忠明監修、高橋書店)
▽3位 「あるかしら書店」(ヨシタケシンスケ著、ポプラ社)
▽4位 「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ作、ブロンズ新社)
▽5位 「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(吾峠呼世晴原作、松田朱夏著、集英社)
▽6位 「5分後に意外な結末①赤い悪夢」(学研教育出版編、学研プラス)
▽7位 「りゆうがあります」(ヨシタケシンスケ作・絵、PHP研究所)
▽8位 「四つ子ぐらし①ひみつの姉妹生活、スタート」(ひのひまり作、KADOKAWA)
▽9位 「スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし」(レオ・レオニ作、谷川俊太郎訳、好学社)
▽9位 「ほねほねザウルス ティラノ・ベビーのぼうけん」(カバヤ食品原案・監修、ぐるーぷ・アンモナイツ作・絵、岩崎書店)
詳しく知りたい→第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」公式サイト