カンコー学生服、制服のフリマサービス開始導入希望の学校受付中

制服メーカーの菅公学生服（本社・岡山市、カンコー学生服）はこのほど、同じ学校の保護者同士が制服・体操服を売買できるフリマサービス「KANKO UNINOWA（ゆにのわ）」の提供を始めました。今後、全国の学校へ本格的に展開を図る予定です。現在、幼稚園・小学校・中学校・高校などの学校関係者や保護者から、サービスの導入に関する要望や相談を受け付けています。

「UNINOWA」は、使用しなくなった制服や体操服・学用品などを再活用できる仕組みを通じて、環境問題への貢献や保護者の経済的負担の軽減を目的としたサービス。今年３月より一部の学校でトライアル導入を開始していて今後、さらに多くの学校での導入を目指しています。

同じ学校の保護者同士が制服や体操服・学用品を売買できるプラットフォームです。スマートフォンやパソコンから簡単に出品・購入が可能で、従来のバザーや譲渡会に比べて、保管や開催準備の手間を省くことができます。システム導入費や月額固定費は一切ありません。サイズアウトした制服や、まだ使える体操服などを無駄にせず有効活用できるため、家計の助けになるとともに、環境にもやさしい循環型の取り組みです。学校ごとの登録制やプライバシーが守れる匿名対応など、安心・安全に配慮した設計で、制服を“次の持ち主”へつなぐ、新しいリユースの形です。

【「ゆにのわ」利用イメージ】