2025.01.15

移住したい都道府県、信州が19年連続1位に
人気市町村でも上位続々

宝島社(東京都)が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」2025年2月号(写真上)で第13回住みたい田舎ベストランキングが発表され、「移住したい都道府県ランキング」で長野県が19年連続で第1位になりました。

また、今回初めて発表された「移住者増の人気地ベスト100」は、ここ1、2年の移住者数や人口の増減などを数値化し上位100位までを掲載。1位は、小中学校と保育園での先進的な英語教育や子育て支援が人気の茨城県境町で、定住促進住宅は倍率が10倍超に。長野県内では3位に下水内郡栄村、7位に木曽郡上松町、10位に佐久市が入りました。

同誌は、移住定住促進に積極的な市町村を対象に移住支援策や子育て、医療など314項目のアンケートを実施し、547市町村から得た回答を集計。「子育て世代部門」「若者世代・単身者部門」「シニア世代部門」「総合部門」の4部門について、人口規模別の7グループに分けてランキングを発表しています。

長野県内の市町村では「人口5000人以上1万人未満のまち」の総合部門1位に北安曇郡松川村、若者・単身者部門、子育て世代部門、シニア世代部門では木曽郡木曽町が1位になりました。また「人口5万人以上10万人未満のまち」の若者世代・単身者部門で飯田市が1位になりました。

【人口5000人以上1万人未満のまち】

【人口5万人以上10万人未満のまち】

このほか「人口1万人以上3万人未満のまち」では大分県豊後高田市が5年連続で全4部門1位。「人口10万人以上20万人未満のまち」では愛媛県今治市が3年連続で全4部門1位を獲得しました。