高校生・大学生の探究的な海外留学を支援している文部科学省の「トビタテ！留学JAPAN」はこのほど、2024年度に留学を希望する生徒・学生の募集要項を発表しました。高校生の留学プラン応募申請は、学校を通じて12月１日から受け付けを開始します。申請を考えている皆さんは、要項を確認したうえで留学プラン作りに着手することができます。10月22日から文科省などが主催して申請や留学についての説明会も始まります。
「トビタテ！留学―」は、生徒や学生が自ら計画した14日間以上の留学プランに対し、留学の内容に応じて奨学金や留学準備金を支給する制度です。文科省や日本学生支援機構が民間機企業などからの寄付を活用し運用しています。
高校生の留学は、自由なテーマ・課題を設定できる「マイ探究コース」（360人）、SDGsなどを踏まえた社会課題の解決にチャレンジする「社会探究コース」（200人）、海外の指導者の下で競技力や表現力のレベルアップを目指す「スポーツ・芸術探究コース」（140人）－の３コースで計700人を募集します。
応募申請は来年１月24日まで。３月上旬に書類審査結果を通知し、同下旬に面接を実施、４月下旬に採用を決定します。新高校１年生（現中学３年生）については、応募申請が来年４月以降となります。23年度は、全国の高校生2238人から申請があり708人の留学プランが採用されました。県内からは佐久長聖高校（佐久市）から４人など７校15人が採用されています。
【24年度（第９期）募集説明会について】
担当教員や留学希望者、保護者を対象にした対面の「募集説明会」が10月22日から全国４地区で始まりますが、県内から最も近い東京会場は10月18日が申し込み締切となります。12月にはオンラインによる「募集説明会」が実施される予定です。
〇「トビタテ！留学―」高校生の留学について、募集要項などはこちらのサイトから
