文部科学省はこのほど、小学6年生が国語と算数の2教科、中学3年生が国語、数学、英語の3教科で4月に実施した「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果を公表しました。県内児童・生徒の成績は、小学6年、中学3年ともに全教科で正答率が全国平均を下回りましたが、特に小学生の算数、中学生の英語は全国に水をあけられています。県教育委員会は「調査結果を分析し、各学校の授業改善を支援していきたい」とし、英語については新たにワーキンググループを立ち上げて重点的に支援していく予定です。がんばれ、信州っ子たち。
県内小学6年の正答率は国語が66%(全国平均67.2%)、算数が61%(同62.5%)、中学3年は国語が69%(同70.1%)、数学が50%(同51.0%)、英語が43%(同45.6%)。都道府県別順位でみると、小6国語が全国34位、算数37位、中3国語が32位、数学が23位、英語28位。小6の2教科で昨年より順位を落としているほかは、中3国語と数学が同順位、4年ぶりに実施された英語は前回(2018年)より8ランク順位を上げています。全国的には、秋田、東京、石川、福井などの都県が小学校、中学校ともに好成績をあげています。(次のPDF資料=文科省発表資料をもとにWiLL作成)
〇「全国学力テスト2023」結果について詳しくは国立教育研究所のホームページへ