
DXハイスクールの指定校として3年目を迎えた長野市の長野工業高校。高性能パソコンを配備した教室「DXハイスクール AIラボ」での実習授業などは同校の目玉の一つだ
文部科学省は4月、高校教育において将来のデジタル人材育成を支援する「高校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」と、科学技術人材育成を支援する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の2事業について2026年度の採択状況を相次いで公表しました。DXハイスクールには新規118校を含む全国1249校、SSHには新規27校を含む約230校が指定されました。
長野県内からは、DXハイスクールに継続3年目または2年目の19校と、新規で阿智高校(下伊那郡阿智村)、伊那北高校(伊那市)、蘇南高校(木曽郡南木曽町)の3校が指定されました。SSHには指定継続の4校に加え、野沢北高校(佐久市)が本年度から初めて指定校になりました。
DXハイスクールは、デジタルなどの成長分野を支える人材育成の強化を図るため、情報・数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的・探究的な学びを強化する学校などに対して、必要な環境整備の経費を支援する事業。1年目は上限1000万円、2年目は500万円(類型によって700万円)、3年目は300万円(同500万円)を補助します。
SSHは、将来のイノベーションの創出を担う科学技術人材の育成を図る目的で、先進的な理数系教育や文理融合領域に関する研究開発を実施している高校を支援する事業。原則5年間の指定で、学校が行う事業に対し年間600万円~1200万円を補助します。
こうした指定校では、通常の高校教育ではなかなか経験できない授業や体験の機会があり、高校選びの大きなポイントにしている受験生も少なくないようです。関心ある人はぜひ、各指定校が補助金を生かしてどんな特色ある学びを行っているのか、それが自分の目指す方向とマッチするのかなどを調べてみたらいいでしょう。
本年度から指定の上記高校を除く県内の指定校は次の通りです。
【DXハイスクール3年目または2年目校】白馬高校(北安曇郡白馬村)松本県ケ丘高校(松本市)長野商業高校(長野市)須坂高校(須坂市)飯田高校(飯田市)塩尻志学館高校(塩尻市)長野高校(長野市)松本工業高校(松本市)小諸義塾高校(小諸市)篠ノ井高校(長野市)上田高校(上田市)市立長野高校(長野市)地球環境高校(佐久市)松本秀峰中等教育学校(松本市=以上、3年目)諏訪清陵高校(諏訪市)松本深志高校(松本市)松本第一高校(同=以上、2年目)
【SSH継続指定校】飯山高校(飯山市)屋代高校・附属中学校(千曲市)、諏訪清陵高校・附属中学校(諏訪市)、松商学園高校(松本市)




