2025.08.04

10代のネット利用時間、平日・休日ともに減少
総務省の経年調査

総務省情報通信政策研究所がこのほど実施した情報通信メディアの利用時間や利用率に関する調査で、10代は平日・休日ともに前年に比べてインターネット利用時間が減ったことが分かりました。

調査は2012年度から毎年行っており、今調査は全国125地点でランダム抽出した13歳から79歳までの男女1800人を対象に、昨年12月実施。情報通信メディア・機器の利用時間や利用目的、機器と各種サービスの利用率などを聞きました。

主なメディアの平均利用時間は、全ての年代で平日・休日ともに「インターネット」の利用時間が最も長く、平日は181.8分(前回比8.2分増)、休日は183.7分(4.0分増)でした。「テレビ」がこれに続き平日は154.7分(8.2分減)、休日は182.7分(19.3分減)でした。

各メディアの平均利用時間を年代別にみると、10代の平日のインターネット利用は243.4分で前回比14.4分減。テレビ視聴は0.5分増えました。10代の休日のネット利用は316.1分で26.1分減、テレビ視聴も15.1分減りました。(下のグラフ2点


インターネットの利用項目別の平均利用時間をみると、10代では「動画投稿・共有サービスを見る」「ソーシャルメディアを見る・書く」が長くなっています。

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