文部科学省と日本学生支援機構はこのほど、高校生・大学生を対象に探究的な留学を支援する「トビタテ!留学JAPAN~新・日本代表プログラム~」の2025年度募集要項を発表しました。高校生は前年度と同じ700人の派遣留学生を募集。新高3、2生(現高2、1生)については、在籍学校を通じて25年1月23日(木)までに応募申請します。応募を考えている人は早めに学校の先生と相談し、留学計画の策定に着手しましょう。
高校生プログラムは、生徒自身が作成した「留学計画」を支援し、生徒らには派遣先で日本の魅力を発信する「アンバサダー活動」の実践を求めています。その上で留学に必要な費用の一部を奨学金・留学準備金として支給。留学前後の研修や交流の場としての派遣留学生ネットワーク提供を実施します。
各自の留学計画に合わせて応募コースを選択。コースは「マイ好奇心探究コース」(新高2・3年210人、新高1年40人)、「社会課題探究コース」(同125人、25人)、「STEAM探究コース」(同130人、30人)、「スポーツ・芸術探究コース」(同115人、25人)の4つ。留学期間は14日間~1年間です。
応募する留学計画は在籍高校または入学予定の高校の担当者と相談して作成し、学校を通してオンラインシステムで応募申請します。学校からの応募期間は、新高3、2生が12月2日(月)~25年1月23日(木)、新高1生が4月1日(火)~同21日(月)です。
「トビタテ!―」は、13年度にスタートし20年度までの7年間で約1万人の高校・大学生を留学生として派遣。意欲ある若者の海外留学を支援してきました。コロナ禍を経て、プログラムは新たなビジョンを掲げ、引き続き海外留学を促進しています。
▶詳細は2025年度(高校生対象)派遣留学生募集要項を参照。
▶「トビタテ!留学JAPAN」公式サイト(文部科学省)はこちら