2024.08.19

幼少期の英語教育が後の英語能力に寄与
民間の保護者調査

学研ホールディングスグループのベンド(東京都)がこのほど実施した幼少期の英語教育に関する実態調査で、幼少期に受けた英語教育が現在の英語能力を「向上させた」と答えた人が7割に上り、幼少期教育を受けていない人に比べてTOEICスコアも高い傾向にあることが分かりました。

調査は今年5月、「自身の幼少期に英語教育を受けていた、または幼少期の子どもに英語教育を受けさせた人」と「自身が英語教育を受けておらず自身の子どもにも受けさせていない人」を対象にインターネットで実施。計300人から回答を得ました。

幼少期に英語教育を受けた群ではTOEICスコア600点以上が6割を占めた一方、受けていない群では19%にとどまり、幼少期に英語教育を受けた人のスコアが全体的に高い傾向に。また英語の幼少期教育を受けたことが英語以外の学習にも「良い影響を与えた」と認識している人は74.5%、他の言語への学習意欲が「高まった」とした人は50.5%などとなり、英語の幼少期教育を「受けて(受けさせて)良かった」と回答した人が94.5%に上りました。

英語の幼少期教育に利用した手段は「英会話塾」「英語学習塾」が72%で最多。週の学習時間は「4時間未満」が76.5%となっています。

調査は同社が運営する「スキルアップ研究所」が実施。調査結果の詳細は研究所ホームページで見ることができます。

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