2021.12.25

国宝「松林図屛風」をオンラインで鑑賞
トーハクが専用チャンネルで

東京国立博物館(東京、トーハク)、国立文化財活用センター(同)と凸版印刷(本社・東京)は、同館が所蔵する国宝「松林図屛風(しょうりんずびょうぶ)」の展示に合わせ、鑑賞用映像を2022年1月2日から3月27日まで、「TNM & TOPPAN ミュージアムシアターチャンネル」でオンライン配信します。展示会に足を運ぶのが難しくても、国宝作品に触れられる貴重な機会になりそうです。

「松林図屛風」(縦156.8㌢・横356㌢、写真)は安土桃山時代を代表する絵師、長谷川等伯の筆で近世水墨画の最高傑作とされています。展示は1月2日~16日までですが、鑑賞用に制作した約 35 分のVR作品「国宝 松林図屛風—乱世を生きた絵師・等伯—」を館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で展示後も3月27日まで上映。オンラインはこの作品映像をニコニコの専用チャンネルで同期間、配信するものです。料金300円。昨年10月に続く2回目の配信です。

作品映像では等伯の人生をたどりながら、国宝「松林図屛風」の魅力と謎に迫ります。詳しくは、下の「報道発表資料」をご参照ください。