KG情報(本社・岡山市)が運営する子育てサイト「ママソレ」はこのほど、小学生~高校生の子を持つ保護者を対象に、持続可能な開発目標(SDGs)にも関わるエコやリサイクルなどについてアンケート調査を実施しました。環境問題などに「関心がある」が約6割に上った一方、子どもに教育を行っているのは4割ほどにとどまりました。リサイクルショップを活用している世帯は5割を超えています。以下、調査結果の概要です(グラフ、コメントともママソレより)。
【環境保護や持続可能な社会に対する関心度】
約6割の方が「非常に関心がある」「ある程度関心がある」と回答しました。一方、「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した方は約15%でした。
【子どもへの教育】
環境保護や持続可能な社会に対する子どもへの教育を行っているかの問いに対しては、「頻繁にしている」「たまにしている」が44%だった一方、「あまりしていない」「全くしていない」が56%という結果となり、教育をしていない家庭の方が多いことが分かりました。
【ゴミを削減するために家庭でできること】
ゴミの削減のために家庭でできることは、「ゴミを分別している」が最も多く、続いて「マイバッグを持ち歩いている」が同程度に多い結果となりました。マイバッグの携帯が浸透していることが分かります。「詰め替え用を購入している」も多くなっており、ゴミ削減への意識が高まっていることが分かる結果となりました。
【省エネのために家庭でできること】
省エネのために各家庭でどのようなことに取り組んでいるかについては、「電化製品の無駄な使用を避けている」という回答が最も多く、次に「エアコンの温度を高すぎない(低すぎない)ようにしている」という回答が多く見られました。エアコンの温度設定に気を付けている家庭が多いことが分かりました。
【子育て世帯のリサイクルショップの活用頻度】
次に、子ども服やおもちゃを購入する際のリサイクルショップの活用頻度について調査しました。「頻繫に活用している」「たまに活用している」を合わせると5割強という結果となり、活用していない家庭よりも活用している家庭の方が若干ですが、多い結果となりました。
【子育て世帯の公共交通機関や自転車の活用頻度】
次に、公共交通機関や自転車の活用頻度についてご紹介します。「頻繁に活用している」「たまに活用している」と回答した方が56%で、「あまり活用していない」「全く活用していない」を上回る結果となりました。また、「全く活用していない」の割合が20.3%で、5人に1人の方が公共交通機関や自転車を全く活用していないことが分かりました。
その他の調査結果、「地域での清掃活動や環境保護活動への参加」や「有機食品の利用や、地産地消への意識」については「ママソレ」のホームページで。
【アンケート調査概要】
調査期間:2023年10月11日〜10月12日
調査対象:小学生~高校生の子を持つ保護者
調査方法:インターネットによる任意回答
回答者数:300人