北安曇郡白馬村はこのほど、同村が国連世界観光機関(UNWTO)から「ベスト・ツーリズム・ビレッジ(BTV)」に選定されたと発表しました。県内からは初めてです。今年は世界29カ国54地域が選定され、うち日本からは同村のほか世界遺産⽩川郷で有名な「⽩川村」(岐阜県)、⽇本三景の⼀つ「奥松島」(宮城県)の3地域が選ばれています。
BTVは、持続可能な開発⽬標(SDGs)の達成を目指し、観光を通じて⽂化遺産の促進や保全、開発に取り組んでいる地域を認定するプロジェクトで、2021年から始まりました。第1回は日本から「美⼭町」(京都府)と「ニセコ町」(北海道)が選定され、「美瑛町」(同)が”補欠”になっていました。美瑛町は今年3地域とともにBTVに格上げになっています。今年のBTVには過去最多の55カ国から約260地域のノミネートがありました。