2023.10.18

「放送」全国大会での活躍を県教育長に報告
4高校の生徒5人

受賞作品の説明などを行った生徒たち。前列右から伊藤望さん、菊池さん、小川原さん、伊藤美実さん、矢沢さん

8月に開かれた「文化部のインターハイ」といわれる「全国高校総合文化祭鹿児島大会(かごしま総文)」の放送部門や、7月の「NHK杯全国高校放送コンテスト(Nコン)」で活躍した4高校の生徒5人がこのほど、県庁で内堀繁利教育長にそれぞれの受賞などを報告しました。かごしま総文では、総合ポイントで長野県が初めて同部門で文部科学大臣賞に輝いています。

報告に訪れた生徒は次の通りです。
▽伊藤望さん(エクセラン高校放送部・2年/Nコン・ラジオドキュメント部門準優勝、かごしま総文・ビデオメッセージ部門ブロック2位)
▽菊池瑛美梨さん、小川原有希さん(ともに松本深志高校放送愛好会・3年/かごしま総文・オーディオメッセージ部門優秀賞、Nコン・テレビドキュメント部門優秀賞)
▽伊藤美実さん(上田高校放送班・3年/かごしま総文・朗読部門ブロック4位)
▽矢沢琴羽さん(岡谷南高校放送部・3年/かごしま総文・アナウンス部門ブロック3位)。

受賞作品で不登校中学生の高校受験を取り上げ、(内申書の評定が低いために)受験のスタートラインにも立てない生徒たちをクローズアップした伊藤望さんは、作品の説明とともに「自分も不登校の経験者ですが、どんな生徒にも平等に未来が開けるような高校入試制度を考えてほしいです」と教育長に要望していました。

内堀教育長は「長野県の高校生は伝統的に放送部門に強く、先輩たちもたくさん活躍してきた。これからも自分という立ち位置からウェルビーイングを追求していってほしい」と5人を激励しました。