学習管理アプリなどを運営するスタディプラス(東京都)のトレンド研究所がこのほど中高生を対象に実施した「おこづかい」に関する調査で、中学生の約2割、高校生の約5割がスマホ決済を「よく使っている」と答えたことが分かりました。
調査は、学習管理アプリ「スタディプラス」ユーザーの中高生を対象に今年7月に実施。2994人から回答を得ました。
これによると、定期的におこづかいをもらう中高生は65.9%、不定期にもらう中高生が21.2%。もらっていない中高生は12.9%でした。
ひと月当たりのおこづかい金額は、中学生では2000円未満が半数。高校生は3001円から1万円が6割を占めました。
貯金をしている中高生は68.4%。このうちおこづかい帳や家計簿をつけている人は約25%に上りました。
またおこづかいやアルバイト以外で、自由に使えるお金を得るためにしている活動では「ポイ活(ポイント取得のための活動)」「ネットフリマなどへの出品」「アンケートモニター」などが挙がりました。
自由に使えるお金をスマホ決済サービスで使うことはありますか-との質問に「よく使っている」と答えた中学生は20.1%、高校生は46.4%。「使っていないが使いたい」と答えた中学生は34.9%、高校生は24.3%でした。