県はこのほど、文部科学省が5月1日時点で実施した2023年度「学校基本調査」の長野県分について速報を公表しました。幼稚園から専修学校まで各学校種に在学する園児・児童生徒・学生の総数が23万5000人と前年より2500人ほど減少する中、通信制高校の生徒数が前年比17%も増加し過去最多の8200人余になっているのが目立っています。
速報で公表したのは、小・中・高校や幼稚園、専修学校など校種別の学校数、在学者数、教職員数等の基本データ。上の画像をタップして調査結果を閲覧できます。
それによると、県内の小学校は359校で児童数は9万8334人(前年比で4校減、児童数2172人減)、中学校は193校で生徒数5万2811人(同3校減、生徒数1023人減)、高校(全日・定時制)は99校で生徒数5万607人(同校数同、生徒数818人減)、高校(通信制)は15校で生徒数8279人(同1校増、生徒数1231人増)、専修学校は55校で学生数5864人(同3校減、学生数296人減)―などとなっています(下表)。
高校通信制とともに、幼保連携型認定こども園の園数が9園増えて56園になり、在園児数が前年より約18%の増加となっているのが目を引きます。
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文部科学省の速報によると、全国では大学の学生数が294万6000人で過去最多になったほか、大学学部生に占める女子の割合が45.7%と過去最高になりました。(速報の概要=下の画像=をタップして閲覧できます)
(アイキャッチ写真:photo AC)