学習管理アプリなどを運営するスタディプラス(東京都)のトレンド研究所がこのほど実施した「チャットGPT」に関する調査で、中高生のチャットGPT認知率が約9割に達した一方、利用経験は5割以下にとどまったことが分かりました。
調査は今年6月、同アプリを利用している全国の中高生を対象にオンラインで実施。1657人から回答を得ました。
チャットGPTを認知している中学生は8割以上、高校生は9割以上に達したものの「よく理解できている」との回答はいずれも1割程度。利用経験については、中学生の約7割、高校生の約5割が「利用したことがない」と回答しました。利用しない理由は「使い方がよくわからない」「使うメリットがよくわからない」「ほかのツールで十分足りている」などでした。
利用したことがあると答えた中高生の利用目的は「調べものや情報収集のため」が最多。次いで「話題になっていたので試しに利用」「学校の勉強や受験勉強」など。勉強に活用した際の利用方法としては「質問や疑問を解決するため」が7割。ほかに「提出物の制作や参考」「資料や参考文献の提供」などの回答がありました。
調査結果の詳細についてはStudyplusトレンド研究所の公式サイトで紹介しています。