2023.04.24

海の課題を解決へ! アイデア缶詰コンテスト
応募締め切り1回目は5月8日

海藻を食べ尽くすブダイが増え、磯焼けに悩まされている-など、地域特有の海の課題を包括する「課題魚(=ローカルフィッシュ)」を題材に、高校生がオリジナル缶詰を開発するアイデアコンテスト「LOCAL FISH CANグランプリ2023」が開催されます。優秀作品は商品化!エントリーシートを①5月8日まで②5月15日から6月30日まで-の2期間に分けて受け付けています。海なし県の長野ですが、海洋問題に関心ある高校生は応募を考えてみては。

大会は一般社団法人ローカルラボが主催し2021年度から開催。日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として実施し、大会を通して海の現状や展望を知り、関心を促すことなどを目的としています。ローカルフィッシュを利活用することで地域の活性化につなげることも期待しています。
応募できるのは国内の高校・高等専門学校生(3年生まで)と中等教育学校(4~6年生)で、個人またはチームで参加。一次審査はエントリーシートと動画審査、二次審査はオンラインでのプレゼン審査。決勝大会は、東京都内でプレゼン審査が行われ、販売体験や交流会もあります。

前回大会の最優秀賞は、鳥取県立境港総合技術高等学校の「境港天然本マグロのほーるもん煮込み」。鳥取県境港で水揚げされるマグロの胃袋が食用にされていなかったことから課題魚と設定し、牛脂などを使って缶詰を開発しました。

前回大会の最優秀賞作品「境港天然本マグロのほーるもん煮込み」

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