2023.04.12

親子で読みたい都道府県ガイドブック、発売
小学生の探究学習にも

教科書や学習参考書などを手がける新興出版社啓林館(本社・⼤阪市)はこのほど、日本のモノやコトの魅力を国内外に発信しているBEAMS JAPAN監修の「小学生からの都道府県おでかけ図鑑」を発売しました。訪れてみたい場所や、知っておきたい都道府県の特徴をわかりやすく紹介。小学生の学びにつながる日本の地理・歴史、伝統工芸のほかご当地グルメ、観光スポットなどの最新情報も盛り込んでいます。こうした都道府県図鑑は静かなブームですが、一家に1冊あると旅や学びに役立ちそうです。

身近な町や都道府県の学習は、小学1年生の生活科からはじまり、4年生の社会科で全国の都道府県へ広がります。同書は、町の歴史的成り立ちや役割を「城下町」「門前町」「宿場町」「港町」「温泉町」「里地里山」「ベッドタウン」「都」に分けて紹介。さらに各都道府県ページでは、代表的な「町」をピックアップし、学びを深めることができるようになっています。

ほかに次のような特徴があります。
・低学年のお子様には、やさしい言葉で学ぶことができるデジタル版や47都道府県解説動画も用意。紙面のQRコードから表示できます。
・全47都道府県について必ず知っておきたいデータやポイントを、「ヒト」「モノ」「コト」の3要素を通して学ぶことができます。これからの子どもたちに必要とされる探究的な学び、課題解決的な学びの土台を作ります。
・付録の大判ポスターは、オモテ面は都道府県の形をシルエットで覚えられるビジュアルポスター、ウラ面は、子どもたちの旅や学びを記録してオリジナルな地図を作ることができる白地図となっています。

また、BEAMS JAPANのディレクターが全国の町に実際に足をはこんで各地の魅力を発掘しているそうで、お出かけの際のガイドブックとしても重宝しそうです。BEAMS JAPAN流の旅行プランの立て方や各地域でセレクトした魅力ある商品を公開しています。

「小学生からの都道府県おでかけ図鑑」は、AB判・144ページ・定価1430円(税込)。全国書店やアマゾン、楽天ブックスなどインターネット書店で購入できます。