県内公立高校81校で2023年度後期選抜(一般入試)の合格発表が3月17日、一斉に行われました。全日制と定時制を合わせた受験者9889人のうち9409人が合格、晴れて新年度の入学予定者になりました。
合格を喜ぶ受験生や家族ら(3月17日、松本蟻ケ崎高校=上=と市立長野高校で)
このうち、全日制78校は9658人(昨年9907人)が受験、合格者は9182人(同9343人)で平均倍率は1.05倍(同1.06倍)でした。不合格者が476人に上った一方で、45校で合わせて944人の欠員(入学予定者が募集定員に満たない状況)が生じ、22日まで再募集を実施しています。欠員は昨年より46人増え、県教育委員会がデータを公表している12年度以降で最大です。
定時制の受験者数は18校合わせて231人(昨年260人)で合格者227人(同253人)。うち多部制・単位制3校は受験者91人(同132人)、合格者は90人(同126人)でした。18校全校で全日制と同日程で再募集を行っています。
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