子ども向けサイトを運営するニフティ（東京都）がこのほど小中学生を対象に実施した「勉強・受験」に関するアンケート調査で、中学受験を予定する小学生の65％が「いきたい学校があるから」を受験理由に挙げたことが分かりました。受験する理由はほかに「地元の公立中学に通いたくないから」（38％）、「おうちの人のすすめ」（35％）、「高校受験をしたくないから」（32％）などが挙がり、地元の公立中を避ける傾向も明らかになりました。
調査は昨年12月から今年１月にかけて子ども向けサイト「ニフティキッズ」を訪問した小中学生を対象に実施。2042件の回答を得ました。
中学受験をする予定の小学生は37％で、居住地域別では関東や中国、四国地方の人が40％以上と高い結果になりました。
中学生で受験をした人は26％で、きっかけは「いきたい学校があるから」が最多の12％でした。
小学生の家での勉強時間は「30分～１時間」が最多の26％。中学生は「30分～１時間」と「３時間以上」がいずれも18％で最多となりました。また、好きな教科は小学生が「算数・数学」、中学生は「英語・外国語活動」が１位でした。
