2023.03.01

松本蟻ケ崎高書道部が県議選のPRに協力
TVCMなどで投票呼びかけ

「書道パフォーマンス甲子園」で3大会連続日本一を達成した松本蟻ケ崎高校(松本市)書道部が、4月9日実施の県議会議員選挙で投票を呼びかける広告宣伝にイメージキャラクターとして協力することが決まり、このほどテレビCMの収録などを同校で行いました。部員たちが音楽に合わせて「届け!一票の想い」と縦4㍍、横6㍍の用紙に揮ごうしたり、周囲がダンスで盛り上げたりする7分ほどのパフォーマンスを2回行い、その様子をカメラで追ったり上空からドローンで捉えたりといった撮影が繰り広げられました。

縦4㍍、横6㍍の紙幅に揮ごうする様子をカメラが追った(2月25日、松本蟻ケ崎高で)

県選挙管理委員会が県議選広報の一環で、「(3連覇で)県民になじみがあり話題性も十分」として同部に広告出演を依頼。この日は2年生16人、1年生21人計37人の部員が、白い上衣と黒袴(はかま)に紫のたすき掛けをした揃いのスタイルで撮影に臨み、寒い日だったにもかかわらず元気にパフォーマンスしていました。部員たちが登場する動画は、テレビCMやインターネット広告、映画館でのCMなどに使用される予定で、3月31日の告示日から放映が始まります。

4月下旬で18歳になるという部長の斎藤衣桜里さん(2年)は、「特に若い人たちの投票率が低いと聞いているので、同じ世代の人たちが投票に行ってくれるようになればうれしい」と話していました。