2021.11.18

日本の英語能力は112カ国中78位
非英語圏対象にした今年のEF調査

世界最大級の民間教育機関であるイー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF、本部スイス)はこのほど、非英語圏の国・地域を対象に実施している英語能力調査の2021年版を公開しました。日本の英語能力は112の国・地域の中で78位だったことが分かりました。日本は昨年の100カ国・地域中55位から大きくランキングを下げた形で、EFでは「日本の英語能力は、調査を始めてから初めて下位3分の1のグループに入った」と警鐘を鳴らしています。

調査は、112カ国・地域で約200万人が受験したEF独自の英語力判定テストの結果をもとに各国の英語能力指数を算出しました。この調査は2011年から毎年行われています。

指数が最も高かったのはオランダで663、2位のオーストリアが641、3位デンマークが636と続きます。欧州の国々が上位を占める中で、アジアではシンガホールが4位(指数635)、フィリピンが18位(同592)、マレーシア(同562)、香港特別行政区32位(同545)、韓国37位(同529)、インド48位(同515)、中国49位(同513)が50位内に入っています。日本の指数は468でした。

調査レポートや「2021年版英語能力指数ランキング」はこちらから見ることができます。