2022.11.20

【高校入試】下諏訪向陽など4校で計160人減
23年度県立高募集定員

県教育委員会はこのほど、2023年度の県立高校募集定員を決めました。来年3月の中学校卒業予定者数は1万8650人で今年より180人減少するため、全日制4校で募集人員を40人(1学級)ずつ計160人(4学級)削減しました。削減対象となる高校は、中学校卒業予定者数の減少が最も多い第3通学区で下諏訪向陽・普通科と伊那弥生ヶ丘・同の2校、第1で松代・商業科、第2で小諸商業・商業科。全日制全体の募集定員は1万3800人になります。

この結果、10月に発表された23年度入試の「第1回志願予定者数調査」での4校の倍率は次の通り変動します。松代・商業は前期選抜0.85倍(発表時0.43倍)、後期選抜1.00倍(同0.50倍)▽小諸商業・商業は前期1.75倍(同1.31倍)、後期2.00倍(同1.50倍)▽下諏訪向陽・普通は前期1.77倍(同1.42倍)、後期1.34倍(同1.07倍)▽伊那弥生ヶ丘・普通は後期1.31倍(同1.09倍)。また、市立長野高校を含めた公立高校前期の平均倍率は1.37倍(発表時1.35倍)、後期は1.42倍(同1.41倍)になります。

23年度の募集定員が今春より40人(1学級)減る下諏訪向陽高校(同校ホームページより)

私立高校(全日制)17校では、長野女子が前年度より10人減で全体の募集定員は3570人になります。市立長野の募集定員は前年度と同じ160人。