2021.11.10

前期選抜1.38倍、後期1.45倍
22年度公立高入試 第1回志願者調査

今春の公立高校後期選抜で試験開始を待つ受験生(3月9日、長野東高校)

県教育委員会はこのほど、2022年度公立高校入試について「第1回志願者予定数調査」の結果を公表しました。公立全日制の前期選抜(自己推薦型入試)には5309人(前年同期5361人)が志願、前年度の募集人員をもとに算出した平均倍率は1.38倍(同1.40倍)でした。後期選抜(一般入試)には1万4744人(前年同期1万4636人)が志願し、平均倍率は1.45倍(同1.44倍)でした。

調査は10月中旬に実施し、前期は公立のみ、後期は公立のほか私立高校や長野高専、県外高校なども含めて、両期ともに第一志望校を調べました。公立後期に私立、高専、県外、未定を加えた全体の高校志願者は1万7966人で前年より83人の増でした。

 

公立全日制を学校別に見ると、前期で倍率が高かったのは長野南・普通3.08倍、飯山・普通2.95倍、長野東・普通2.63倍(以上、第1通学区)、上田千曲・メカニカル工学3.15倍、同・建築2.70倍(以上、第2同)、下伊那農業・アグリサービス3.00倍、岡谷東・普通2.89倍(以上、第3同)、大町岳陽・普通2.75倍(第4同)など。

普通科のうち前期選抜を実施しない高校で高倍率なのは、長野西1.81倍、長野吉田1.70倍、長野1.59倍(以上、第1通学区)、上田染谷丘1.55倍、上田1.51倍、岩村田1.50倍(以上、第2同)、赤穂1.57倍、飯田風越1.49倍(以上、第3同)、松本県ケ丘2.06倍、松本蟻ケ崎1.81倍(以上、第4同)などとなっています。

公立について、学校別の志願者数などはこちら(県教育委員会のホームページ)からダウンロードして見ることができます。

22年度の公立高入学者選抜については今後、11月中旬に各校の募集定員、来年1月に第2回志願者調査の結果が発表される予定。