2022.07.29

信州っ子の苦手は小学生が算数、中学生が国語
全国学力テスト結果

全国学力テストの試験開始前に注意事項などを聞く生徒たち(4月19日、長野市の更北中で)

文部科学省はこのほど、小学6年と中学3年を対象に4月、国語、算数・数学、理科の3教科で実施した2022年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表しました。信州っ子は、小学3年で国語と理科の成績が全国平均並みだったものの、算数が全国平均を下回りました。中学3年は、理科が全国平均を上回りましたが、国語と数学は全国を下回りました。

正答率(正答数)が上位の都道府県と長野県の成績を表にして掲載します(文科省の発表資料をもとに当サイトが作成。タップすると拡大して見ることができます)。

長野県の子どもたちの成績を都道府県別の順位でみると、小3は国語が18位、数学が36位、理科が17位。中3は国語が32位、数学23位、理科10位。中3の理科がベスト10に入ったものの、小3の算数と中3の国語はいずれも30位台と振るいませんでした。県教育委員会は、「小学校算数、中学校国語については『重点対策チーム』を立ち上げて授業改善に取り組んでいく」としています。

〇全国学力テストの詳しい結果はこちら(国立総合教育研究所のホームページ)から閲覧できます
〇各学年の調査問題と解答・解説などはこちら(同)から閲覧できます