2022.07.19

【高校入試】県立高校の23年度入学者選抜要綱を決定
県教育委員会

県教育委員会はこのほど、県立高校の2023年度入学者選抜について、基本となる大事な事柄をまとめた「要綱」を決めました。入試日程はすでに昨年12月に決定していて、前期選抜(自己推薦型入試)の日程が前年度より6日ほど早まっています。この点を除くと、前年度に比べ大きな変更点はありません。とはいえ、受験生なら一度はしっかり目を通しておくことをお勧めします。受験勉強へのモチベーションにもつながるのではないでしょうか。

前期選抜の入試日程は、志願受付が来年1月26日(木)~30日(月)で選抜実施日が2月2日(木)。後期選抜(一般入試)の志願受付は2月20日(月)~22日(水)で選抜実施日が3月7日(火)などとなっています。

選抜方法は、前期は調査書と面接のほか、学校によっては志願理由書、作文・小論文、実技検査の結果を資料として選抜します。後期は、調査書の評定と学力検査結果の相関図を作成して選抜する、いわゆる「相関図方式」(下に概略)によります。後期の学力検査の教科と時間は下表の通りです。専門学科の学力検査では、特定教科に比重を置く傾斜配点による選抜ができるとしています。学校によっては、面接、志願理由書、作文などを選抜資料とすることができます。

【相関図の例】 ➀受検者全員について、調査書の評定合計値(最高 45 点)を縦軸、学力検査成就率合計値(最高 500 点)を横軸とする相関図を作成 ➁募集人員を考慮して基準人員を設け、調査書の評定値と学力検査それぞれについて上位から基準人員までの区分線を引き四領域に区分、各領域の特性を考慮しながら選抜の判定に用いる(この図は学校裁量の基準人員を9人(募集人員の 90 パーセント)に設定して、受検者 15人、募集人員 10 人の場合の例)

後期選抜結果で募集定員に達しなかった高校は、再募集を行います。新型コロナウイルスに感染または濃厚接触者に特定され後期選抜の学力検査を受けられなかった受験生に対しては、3月22日(水)に追試験を実施します。追試験で不合格の場合は、再募集に志願することができます。

入学者選抜要綱と、調査書・学習成績一覧表・入学願書などの様式は次の画像をタップし、ダウンロードしてご覧ください。