県教育委員会はこのほど、県立中学校2校(屋代高校附属中学校=千曲市、諏訪清陵高校附属中学校=諏訪市)の2023年度入学者選抜要綱を発表しました。募集定員は各80人、志願受け付けは11月8日(火)~同10日(木)で、適性検査などによる選抜試験を12月3日(土)に行います。
入学者選抜は適性検査Ⅰ、Ⅱと面接で行われ、合格発表は12月13日(火)、入学確約書の提出期限が12月20日になります。適性検査Ⅰは、社会や人に関して文章や資料(図表、地図、グラフなど)の内容を読み取り、課題に対する解決方法を考え表現する力を、同じくⅡは科学的なものの考え方などを見ます。いずれも小学6年生の11月までに学習した内容をベースに出題されます。面接は6人以下のグループで行い、1グルーブ20分が目安。
選抜方法は、適性検査Ⅰ・Ⅱを各100点満点、小学5・6年生の成績を54点満点、合計254点満点として、3段階で評価する面接や小学校での諸活動の記録などと合わせて総合的に評価します。要綱の詳しい内容はこちら(県教育委員会のホームページ)から。
諏訪清陵高校の一貫生が今春、東京大学に4人現役合格するなど、県立中学校は大学進学面でも注目を集めています。