3月に福岡県で開催された高校テニスの全国選抜大会で県勢初の女子団体優勝を成し遂げた松商学園高校(松本市)テニス部の選手2人が4月25日、県庁で今井義明教育次長に大会結果を報告しました。2人は、追われる立場になった夏のインターハイに向けても「優勝を目指す」と意気込んでいました。
訪れたのは、同部キャプテンの砂田未樹選手(3年)と吉田琴美選手(2年)の2人。砂田キャプテンは「これまで準決勝のカベがありましたが、今大会はカベを破ることができ弾みがつきました」と選抜大会を振り返りました。同部のスローガン「暗いところに花は咲かない」にも触れ、「落ち込んだ時、カラ元気でもいいから明るく振る舞って乗り越えていこうということ」と説明しました。
本年度のインターハイ・テニスは、7月下旬から8月にかけて高知県で開かれます。砂田キャプテンは「プレッシャーもあるだろうが、自信を持って臨みたい」。吉田選手も「ゼロからスタートする気持ちでインターハイ優勝を目指したい」と次の大きな目標を見据えていました。