2022.03.06

小学生4割、中学生の半数が通塾
通い始めたのは小4が最多 民間調査

子ども向けサイト「キッズ@nifty」を運営するニフティ(東京都)がこのほど小中学生を対象に実施した勉強に関するアンケート調査で、小学生の4割、中学生の約半数が塾に通っていることが分かりました。

塾に通い始めた時期は「小学4年生」が最多の18%、次いで「小学3、5、6年生」がそれぞれ15%となっており、約9割が小学生のうちに塾に通い始めていました。(グラフ)

調査は今年1月から2月にかけて、小中学生4647人に「塾に通っているか」「通知表の結果についてどう思っているか」などを聞きました。
前回の通知表の結果について、「満足している」と答えた小学生が53%だったのに対し、中学生は32%にとどまり、満足のいく成績をとることが難しくなっている状況が明らかになりました。

なお、県内の小中学生の通塾率(家庭教師を含める)は、県教育委員会が昨年5月に調査した結果だと小学生が21.5%、中学生が35.5%となっています。調査時点が異なるので単純比較はできませんが、小学生、中学生ともこの全国調査に比べるとかなり低い結果になっています。