科学技術館(東京、野依良治館長)は8日、新展示「サークル・ビュー」の運用を2月15日から開始すると発表しました。30台のカメラを設置したドームの中で、360度から自分を撮影した30枚の画像が連続表示され、映画やスポーツ中継のワンシーンのような映像を体験できます。映像の表示スピードや画像の再生順の方向を操作することも可能です。同館ではこの新展示を通して、映像技術や特別な視覚体験を学ぶ機会も設けていく予定です。
サークル・ビューが設置されるのは、同館5階の展示室「イリュージョンB」。知覚がテーマの展示室です。同館は1964年にオープンした体験型展示が中心の科学技術・産業技術総合的博物館。これまでの入館者は3,200万人を超えています。入館にはネット予約が必要で、同館ホームページの「入館予約について」から予約ができます。入館料は大人880円、中学生・高校生500円、子ども(4歳以上)400円。