2022.02.04

【高校入試】公立・前期 全日制の平均倍率1.41倍
農業、工業など志願者増

2022年度高校入試について県教育委員会は2月3日、公立高校前期選抜(8日実施、一部9日も)の最終志願状況を発表しました。全日制全体の志願者は5437人で、募集人員3861人に対する倍率は1.41倍でした。昨年の倍率よりやや下がっていますが、学科別にみると農業科、工業科などは志願者を増やし倍率はアップしています=下表

学校・学科別にみると、最も高倍率だったのは岡谷東・普通の2.61倍、次いで大町岳陽・普通2.44倍。以下、飯山・普通2.35倍、上田千曲・建築2.20倍、長野工業・情報工学2.15倍、上田千曲・食物栄養2.10倍、富士見・園芸2.05倍、松本県ケ丘・探究2.03倍など。

募集定員増に伴って前期の募集人員を増やした学校については、中野西・普通1.52倍、長野東・同1.87倍、長野南・同1.57倍と、昨年より低下したもののいぜん高倍率になっています(伊那弥生ヶ丘は前期選抜を行わない)。また、募集定員減で前期募集人員を減らした池田工業・工業は1.45倍で倍率がアップしています。通学区別では、第3通学区(南信地区)が平均倍率1.50倍で最も高くなっています。

個々の学校についての詳しい志願状況を知りたい場合は、県教育委員会のホームページ「入学者選抜情報」をご覧ください。

昨年の公立高校前期選抜で試験開始を待つ受験生(松本市の梓川高校で)