内閣府が社会貢献活動の功績を表彰する「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」で、2021年度の内閣府特命担当大臣表彰を受けた上田千曲高校(上田市)ボランティア班の班長らが1月12日、県庁を訪れ原山隆一県教育長に受賞を報告しました。
同班の受賞理由は、▽毎年1基ずつカンボジアに井戸を寄付するなど25年間にわたる同国との交流活動▽社会福祉施設での交流イベントの手伝いやごみ拾いなどの地域貢献活動▽同校敷地内の戦争遺跡の語り部などの平和学習活動—などが挙がっています。
この日、訪れたのは班長の土田柚羽さん(生活福祉科2年)と副班長の佐々木心優さん(同同)ら。土田さんは「先輩たちの築いてきたことを受け継いでこれからも頑張っていきたい」、佐々木さんは「新型コロナの影響で活動が制限されたが、コロナ下でもできる活動を考えていきたい」と喜びや意気込みを語りました。
原山教育長は「カンボジアへの井戸の支援や地域での活動などは、まさにSDGsの取り組みだと思うので頑張ってください」と祝福していました。