2025年春に県内高校から4年制大学に進学した生徒は9701人(男子5096人、女子4605人)で大学進学率は50.9%、過去最高だった昨年を0.6㌽上回ったことが、文部科学省が昨年暮れに公表した25年度「学校基本調査」の結果で分かりました。都道府県別の進学率でも県勢は高いほうから25番目となり、昨年の29位からランクアップしています。大学進学率の全国平均は58.6%で、過去最高の昨年と同率になっています。
大学進学率は、その年の大学入学者数を18歳人口相当数(3年前の中学校等卒業者数)で割って算出します。25年春は全国で64万5513人が大学に入学し、分母となる18歳人口は110万851人でした。うち、県勢は大学入学者が9701人で18歳人口は1万9041人(同1万9069人)でした。
大学進学率を都道府県別で高い順に並べたのが表です。トップは78.1%の山梨で、これまで首位を堅持してきた東京75.8%を逆転しました。べスト10の顔触れは昨年と同じですが、山梨、茨城、神奈川が昨年よりワンランクずつ上げています。
近隣では北信越5県の石川が11位、福井16位、富山31位、新潟32位と、いずれも昨年と同順位になっています。それにしても、トップの山梨と47位の秋田で大学進学率の差が37.6㌽もあるのには驚きます。
なお、大学進学率に短大進学率(2.7%)、専門学校進学率(23.1%)などを加えた全国の高等教育機関進学率は85.4%で、過去最高を記録した昨年の86.5%からダウン。横ばいだった大学を除く短大、専門学校などへの進学率が下がったためです。
■県勢の入学先大学、地元長野県内は2番目に多い。最も多い都道府県は?
一方、県勢は長野県外の大学に入学する割合(流出率)が高いことで知られていますが、25年度は大学入学者9701人のうち県内大学に1899人、県外大学に7802人。流出率は80.4%で昨年の81.5%より1.1㌽も下がっています。入学先県外大学の都道府県別内訳は、トップが東京の大学で2315人、以下、神奈川937人、愛知729人、埼玉638人と続きます。
全国で流出率の高い都道府県は、鳥取(84.92%)、奈良(84.88%)、佐賀(83.4%)、和歌山(82.4%)、茨城(82.3%)、滋賀(81.1%)、香川(81.0%)、島根(80.9%)など。特に、茨城は県外に進学した人数が多く、長野の2倍近い約1万4000人に上っています。




