2022年度高校入試について県教育委員会は1月6日、昨年12月に県内中3生を対象に実施した「第2回高校志願者予定数調査(志願者調査)」の結果を発表しました。高校志願者は1万7805人で、中学校卒業見込者1万8830人に対する志願率は94.6%でした。昨年より0.8㌽低く、ここ数年で最低の割合になっています。
志願者の内訳は、公立全日制が後期選抜(一般入試)で1万4066人、私立全日制2473人、県立定時制446人、長野高専268人、県外446人、未定106人となっています。
公立全日制の前期選抜(推薦入試)は志願者が5517人で募集人員に対する倍率は1.43倍(昨年1.44倍)。学科別で昨年より倍率が高くなったのは農業1.64倍(同1.50倍)、工業1.53倍(同1.50倍)などです。後期の倍率は1.37倍(同1.36倍)で、農業2.03倍(同1.89倍)、工業1.87倍(同1.80倍)のほか普通科が1.20倍(同1.19倍)などとなっています。
高校別に志願者数を見ると、公立前期選抜(推薦入試)で最も高倍率なのは大町岳陽・普通の3.11倍で、飯山・普通2.65倍、南安曇農業・グリーンサイエンス2.55倍、上田千曲・建築2.50倍と続きます。
また、後期選抜では、前期選抜を実施しない公立普通科で倍率が高いのは松本県ケ丘1.54倍、長野西1.50倍、長野1.41倍、上田染谷丘1.36倍、上田、岩村田、松本蟻ケ崎がいずれも1.34倍などでした。
調査結果の概要は下表の通りです。高校別の志願者数はこちら(県教育委員会のホームページ)をご覧ください。