2021.11.29

中高生におすすめの科学本
理研などが「科学道100冊2021」発表

理化学研究絵所(理研、本部・埼玉)と編集工学研究所(東京)はこのほど、中高生にすすめる今年の科学本を選び「科学道100冊2021」として発表しました。100冊のうち半数の50冊は毎年テーマを設定し、3500人の研究者を抱える理研の中のアドバイザーチームが選んでいます。残る50冊は、時代を経ても古びない良書として19年に選んだ定番の本。

今年のテーマは「未来エンジニアリング」「脳とココロ」「つながる地球」の3点。未来エンジニアリングには『未来をつくる仕事図鑑⑴⑵』(学研プラス)や『科学史ひらめき図鑑─世界を変えた科学者70人のブレイクスルー』(ナツメ社)など、脳とココロには『モヤモヤそうだんクリニック』(NHK出版)や『スマホ脳』(新潮社)など、つながる地球では『風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット』(徳間書店)などが選ばれています。

「科学道100冊」の公式サイトはこちら。今年の100冊の紹介は、1冊ずつ科学者からの推薦コメントも付いています。特設コーナーを設けるなどして取り上げる書店や公共図書館なども多いようです。