2025.01.21

高3生の8割、ユーチューブで勉強ある
学習時のスマホ利用

学習管理アプリを提供するスタディプラス(東京都)がこのほど、全国の中学・高校生を対象に実施した「学習時のスマホ活用と通塾」に関する調査で、高校3年生の8割以上が学習にユーチューブを利用していることが分かりました。

調査は通塾の実態やデジタルを活用した学習がどの程度広がっているかを明らかにする目的で、学習管理アプリ「スタディプラス」を利用する全国の中学・高校生を対象に2024年10月から11月にかけて実施。2294人が回答しました。

学習時のユーチューブ利用については、中高生の7割以上が「利用する」と回答。特に高校生は利用率が高く、高校3年生では8割が利用していました。実際に見ているコンテンツは「授業動画」が多く、人気のチャンネルは「とある男が授業してみた」「Stardy-河野玄斗の神授業」「映像授業Try IT」などが挙がりました。

勉強する際にSNSを利用すると回答した中高生は4割を超えました。「勉強に関わる情報収集」や「モチベーションを維持するための勉強記録」のために活用することが多く、利用するSNSはLINEが最多。次いでインスタグラムでした。

塾に通っている中高生は全体の約6割。通っている塾の形態は、中学生は「集団指導塾」が半数を超える一方、高校生は「映像授業やITコンテンツを使った自立指導塾」が集団指導塾を上回りました。

▶調査結果の詳細はこちら