教育関連サービスの公文教育研究会(=KUMON、大阪府)がこのほど、全国の小学校1~4年生の保護者を対象に実施した「子どもの学び」に関するアンケート調査で、8割の親が「子どもの質問に答えられなかったことがある」と回答していたことが分かりました。
「AIがあるのに勉強する必要がありますか?」という問いには多くの親が「分からない・答えられない」と回答。子どもの多様な質問に答えられる自信がないと感じている親が多い実態が明らかになりました。
調査は今年5月、小学生の保護者400人を対象にインターネットで実施しました。
子どもからの質問は、生活の中の疑問や社会・自然の仕組みに関すること、勉強についてなどさまざま。「AIが何でも答えてくれるのにどうして勉強する必要があるの?」「翻訳機があるのにどうして外国語を勉強する必要があるの?」という問いに対しては、いずれも約6割の親が「答えられない」と回答。子どもの疑問に対して「実は自分も疑問に思っている」と答えた親は全体の7割に上りました。
KUMONは調査結果を踏まえ、くもんの先生が子どもたちの質問に答えるサイト「まなびのすゝめ」を9月に公開。「学び」に関する10の質問に対する先生たちの「回答」を見ることができます。
〇KUMON まなびのすゝめ