県教育委員会は1月30日、2023年度公立高校前期選抜(自己推薦型入試)の最終出願状況を発表しました。全日制には5422 人が出願し、募集人員に対する倍率は1.42倍で昨年(1.41倍)よりやや上昇しました。学科別では家庭科、商業科、総合学科などの倍率がアップしています。学校別に見ると岡谷東・普通、下伊那農業・アグリサービス、上田千曲・生活福祉、屋代南・普通などが2倍を超す高倍率です。
全日制の志願状況を学科別にまとめたのが次の表。(県教育委員会発表資料をもとに作成)
■2023年度 前期選抜学科別志願状況
昨年より倍率が高くなっている学科は家庭科1.90倍(昨年1.69倍)、商業科1.59倍(同1.42倍)、総合学科1.36倍(同1.28倍)、理数科等1.33倍(同1.25倍)、国際関係学科等1.26倍(同1.21倍)など。工業科は昨年より0.17㌽低くなっています。
学校・学科別の最終志願状況は下の画像をクリックし、気になる学校のデータを拡大してご覧ください。(定時制含む。県教育委員会発表資料をもとに作成)
2倍を超える倍率になっている学校・学科は、岡谷東・普通と下伊那農業・アグリサービスがともに2.50倍、上田千曲・生活福祉2.45倍、屋代南・普通2.21倍、長野南・普通2.07倍、赤穂・商2.05倍、上田千曲の商と食物栄養がともに2. 00倍。また、通学区別に平均倍率を見ると、最も高いのが第3通学区で1.45倍、次いで第1同1.44倍、第2同1.40倍、第4同1.38倍となっています。
公立高校前期選抜は、2月2日(木)=一部3日も=に面接や作文・小論文、実技検査などで実施され、同10日(金)に合格者の発表が行われます。