現在の中学1年生が受験する2025年度入試から、公立高校の選抜方法が変わります。県教育委員会はこのほど、前期選抜(自己推薦型入試)に新たに導入する学力検査の問題例を公表しました。国語、数学、社会、理科、英語の5教科について基礎学力をみるテストで、45分間で行う検査Ⅰ(国語、社会、英語の3教科)と、30分間の検査Ⅱ(数学、理科の2教科)に分けて実施します。1教科40点満点で合計200点満点。
出題範囲はおおむね中3の12月までの学習内容で、選択問題を主とした形式。検査Ⅰと検査Ⅱの問題例と正答列は、画像をタップするとを見ることができます。
25年度公立高校入試は、現行入試と比較して▽前期選抜に基礎学力検査▽後期選抜(一般入試)に面接―を導入し、両選抜とも実施全高校で学力検査と面接を行うのが大きな特徴。後期の面接は対面によるか紙上かを各校が選択します。すでに各校が面接の実施方法を公表していますが、普通科で前期選抜を実施しない高校はすべて紙上面接で行う予定です。前期選抜では、高校により作文・小論文や実技検査を追加実施します。