2022.11.29

中高生にすすめる今年の「科学道100冊」
「情報」などテーマに選定

理化学研究所(理研、本部・埼玉)と編集工学研究所(東京)はこのほど、中高生にすすめる今年の科学本を選び「科学道100冊2022」として発表しました。100冊のうち50冊は旬の科学トピックなど毎年3つのテーマを設定して理研のアドバイザーチームが選定する「テーマ本」。ほか50冊は、時代を経ても古びない良書として19年の選書会議で選ばれた定番の本です。

今年のテーマは①情報の世紀②光を追いかけて③科学史タイムトラベル-。「情報の世紀」をテーマにした本では、「ぼくのニセモノをつくるには(ブロンズ新社)」「遺伝子図鑑(悠書館)」など、データ処理の時代の中で情報の見方を考える16冊を選定。「光を追いかけて」のテーマ本は、「写真科学絵本ひとすじの光(小学館)」「奇想天外な目と光のはなし(雷鳥社)など、光の正体に迫る16冊が選ばれました。「科学史タイムトラベル」では、人類が進化してきた7万年の歴史を楽しむ18冊を選定。「チ。-地球の運動について(小学館)」「星を継ぐもの(東京創元社)」など良書が選定されています。

「科学道100冊」の公式サイトはこちら