全国の小・中学校で2021年度に30日以上欠席した不登校児童生徒は24万4940人で、前年度から2割以上増え過去最多となったことがこのほど、文部科学省の問題行動・不登校調査で分かりました。児童生徒1000人当たり25.7人(前年度20.5人)になり、特に中学校は50.0人(同40.9人)で生徒20人に1人が不登校という結果でした。
県教育委員会によると、県内小中学生の不登校児童生徒は4707人で全国同様、前年度より2割以上増えて過去最多。児童生徒1000人当たりでは29.8人で全国を大きく上回り、都道府県別で全国4位(前年度5位)の高い割合になっています。全国傾向と同じく中学校での増加が目立っています。都道府県別に小中学生の不登校状況をまとめたのが表。それぞれ小・中学生1000人当たりの不登校生数が多い順に並べています。
県内小学校の不登校児童は1596人で、児童1000人当たりにすると15.8人、都道府県別で全国5位。中学校の不登校生徒は3111人で生徒1000人当たりでは55.8人、全国9位でした。
〇長野県内のいじめや暴力行為を含めた調査結果はこちら(県教育委員会ホームページ)
〇全国の問題行動・不登校調査結果の概要はこちら(文科省ホームページ)