日常を介護などに頼らず自分の力で生活する期間を示す「健康寿命」で、長野県は女性が全国1位、男性が2位になったことが分かりました。女性は85.2歳、男性は81.1歳でした。女性は全国平均を0.8㌽上回り5年連続の首位、男性は1.2㌽上回りましたが4年連続だったトップの座を滋賀県に明け渡しました。
調査は、国民健康保険中央会が2020年のデータをもとに要介護度2未満を健康な状態として都道府県別の「健康寿命(平均自立期間)」を算出しました。都道府県別の健康寿命を高い方から並べたのが〈表〉です。健康長寿の要因として県は、①高齢者の高い就業率②野菜摂取量の多さ③健康ボランティアによる自主的な健康づくりの取組④専門職(医師、保健師、管理栄養士等)による活発な地域の保健医療活動―を挙げています。