一般社団法人発明学会(東京)が主催する発明コンクール「身近なヒント発明展」に、このほど「こども発明部門」が新設されました。生活や学習、スポーツなどさまざまな分野で商品化につながるアイデアや発明作品を7月10日まで募集しています。
協賛企業が求める12の分野でアイデアや発明品を募集。企業が自社商品としての商品化採用を前提に審査し、採用が決まった場合には企業と発明者、発明学会会長による「公開契約調印式」を行います。これまでにさまざまなアイデアが商品化され、累計売上総額65億円に達した「洗濯機の糸くず取り機」や同72億円の「フリーサイズの落し蓋」など大ヒット商品も誕生しています。
応募に際し特許などの出願、未出願は不問で、試作品がなくても可能。一次審査は発明展の協賛企業のみが参加し、非公開で行われます。商品のニーズや試作品の完成度、製造コストなどを総合的に評価し、一般参加者が来場する展示(二次審査)を経て大賞(賞状と奨励金10万円)以下各賞の受賞者を決定します。企業にアイデア採用・商品化された場合は、企業との契約書に基づき契約金や権利実施料が支払われます。
年齢や職業を問わず誰でも応募でき、応募件数も自由。
募集分野は次の通りです。
①生活用品関係(洗濯、清掃、浴室、トイレなど)
②生活用品関係(調理道具、食卓用品、家具など)
③玩具、レジャー、スポーツ、ホビー、キッズ&ベビーなど
④文具、事務用品、教材
⑤健康、美容、衛生・介護
⑥衣料、寝装、履物
⑦2輪車、自動車、運搬、カー用品
⑧防犯、防災
⑨ユーモア発明、面白グッズ
⑩園芸、農業、建築、荷造り資材など
⑪アプリ(新設)
⑫こども発明(新設)