信濃毎日新聞社は11月7日、中学生のための進路情報紙「信毎中学生Navi(中ナビ)」第78号(11月号)を発行しました=画像。同日に県内全中学校に届けられ、校内で2・3年生や教職員らに配布されます。
巻頭特集は「26年度高校入試 1万6500人の志望動向が明らかに」。県教育委員会が10月上旬に実施した第1回志願予定数調査の結果から、県内で高校進学を希望する中3生ら約1万6500人の志望傾向を分析するとともに、公立・全日制について学校別の志願予定数を昨年と比較するなどして点検しています。
志望傾向としては、志願者全体に占める公立高校(全日制・定時制)志望者の割合が、私立全日制志望者や県外志願などに押される形で急激に低下。また、公立・前期選抜で学科別(全日制)に傾向を見ると、普通、家庭、総合の3学科は志願者が昨年同期に比べ増加、農業、工業、商業、特色(理数科、探究科、スポーツ・音楽・国際関係学科など)の4学科は志願者が減少。昨年と真逆の形になっていました。
「アクティブせんぱい」には、10月に伊那市で開かれた県戦没者追悼式で平和へのメッセージを発表した松崎梨乃さん(伊那弥生ヶ丘高校2年)ら4人が登場。
「高校ホットほっと便」は、大学生チューターが常駐して生徒の質問に対応する仕組みの自習室など独特の学習支援システムをとる東京都市大学塩尻高校(塩尻市)、高校文化系クラブが今年度集大成のパフォーマンスを披露した県高校総合文化祭、長野工業高等専門学校(長野市)の60回目の学園祭「工嶺祭」の話題。
「入試突破講座」は、第1回志願予定数調査のとらえ方と、公立・前期選抜に向けての準備と対策について。このほか、「中学生に知ってほしいニュース」では今年のノーベル賞に日本人2人が選ばれた話題や、「お仕事 拝見!!」は介護福祉士の紹介、私立高校のページもあり盛りだくさんの内容になっています。
紙面は、上の画像をタップしてご覧ください。次号(2025年12月号)は12月9日発行の予定です。




