NTTドコモの社会科学系研究機関「モバイル社会研究所」がこのほど、家庭での情報機器利用について、小中学生の約6割が宿題にパソコンやタブレットを使用しているとの調査結果を明らかにしました。利用されている機器の多くが学校から貸与されたものでした。
【小中学生】学校関連の情報機器利用状況(学年別)[複数回答]
宿題に使用している児童生徒の割合を学年別に見ると、小4~小6が66%で最多。中学生は59%、小1~小3は52%でした。
学校関連での利用は宿題のほかにオンライン授業や出欠、連絡事項などがありました。ただオンライン授業は新型コロナウイルス感染症の影響が弱まった2021年以降、大きく減少しています。
調査結果は24年11月に実施した「親と子に関する調査」のうち、家庭での情報機器の利用について抜粋しまとめたもの。調査は全国の小中学生と保護者を対象に訪問留置方式で実施し、1300組から回答を得ました。